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| 2011年 7月11日 | |||
| 重い副作用が出現したために、4年間接種を控えていた日本脳炎の予防接種が再開されました。より安全と考えられるワクチンが作れるようになったためです。 接種方法の原則は以前と同じです。 @T期 基準は3歳、2回(1〜4週間隔)接種します。 AT期追加 基準は4歳:T期2回目の約一年後に1回接種します。 BU期 小学校4年生(9歳)に1回接種します。 ただし4年間中止していたため、未接種者の年齢が様々なので、当面3歳〜20歳未満の方は公費で接種できます。 接種するタイミングは、医師と相談してアレンジしてもらいましょう。 日本では、日本脳炎の発症はほとんど見られないので接種しなくても良いのかもしれませんが、東南アジアやインドなど流行地に行く場合には接種したほうが良いでしょう。 日本も温暖化が進んでいるので、日本脳炎ウイルスを持った蚊が北上してくる日も近いかも。 痛くないから打とうね。 |
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| 2009年 12月27日 | |||
| <シリーズ>インフルエンザーその6 | |||
2010年のインフルエンザはどうなるの? ![]() |
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| 2009年を騒がせた新型インフルエンザは来年はどうなるのでしょうか? わかりません。新しく出現した病原体ですから今後の動向は予測不能です。右の図は過去10年間のインフルエンザ患者数の動きですが、従来季節性インフルエンザは1月〜3月に流行します。2009年の9月以降の新型インフルエンザの流行がいかに異常な現象であるかわかるでしょう。(赤線) 12月に入ってからのA型インフルエンザ症例は簡易キットでしらべても新型か季節性か判別できませんが、行う治療は同じです。どちらのウイルスが原因かにかかわらず、年明けに流行爆発となり患者数が増えれば、重症者数も増えて医療機関や学校・幼稚園など影響をうけるでしょう。 一番の心配ごとが高校や大学の受験生です。インフルエンザは毎年受験期に流行しますが、今シーズンのインフルエンザは要注意だと思います。年明け1月6日から中高校生も新型インフルエンザの予防接種が可能になるので、受験生は接種しておくと良いのでは・・・。 |
![]() 万全の体調で受験を乗り切ろう! 試験の当日に発熱したらタミフルを飲んでも間に合わないョ |
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| 2009年 | 11月20日 | ||
| <シリーズ>インフルエンザーその5 | |||
| 新型インフルエンザワクチン接種で現場は大混乱 |
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| 寒い季節は小児科は大忙しです。陽気のいいときとは別世界になります。そのうえ新型インフルエンザ騒ぎが降って沸いたのですから、病気の診療で大変なのに加えてワクチン接種という仕事が上乗せになりました。当然通常の時間内ではやり終えないので、当院でも予防注射の時間を特別に作って対応しています。 それに加えて厚生労働省のお粗末なこと。コロコロ方針が変わって現場は振り回されっぱなしです。ワクチンの供給量、接種開始時期、接種回数等々。一番最初から決まっていたのは料金ぐらいです。季節性インフルエンザワクチンの老人に対する公的接種料と比べるととても安くて、首をひねっているのは私だけでしょうか? こども手当ての一部でも使って諸外国みたいに無料にしてくれればいいのにね。 ともあれ、今現在すでに大流行状態になっているのは紛れもない事実です。 ワクチンを2回受けてさらに2〜3週間経って免疫がつけばラッキーです。 12月に接種を受ける子はお正月過ぎ頃までは要注意かな? 1月になると季節性インフルエンザが流行ってくるし、この冬はお出かけの計画は立てないほうが良いかもね。 いねむり〜 |
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| 2009年 | 11月15日 | ||
| <シリーズ>インフルエンザーその4 | |||
| インフルエンザワクチン:季節性 |
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| 迷っていると 間に合わないョ |
季節性インフルエンザワクチンを接種しましたか?新型インフルエンザワクチンの接種予定はたてていますか? 埼玉県でも11月16日から、妊婦さんと重い基礎疾患のある方の接種が始まりました。子供も前倒しで接種してといわれてもワクチン不足で対応できません。当院では子供は11月30日からです。予防注射を受けてから免疫がつくまでには2〜3週間かかります。(子供の場合は2度目の注射から2〜3週間かかります。)予防注射が多くの人に行き渡るまで2〜3ヶ月はかかるでしょうから、流行が続いているあいだは罹らないようくれぐれもお気をつけください。マスク、手洗い、うがいに加えて、危なそうな流行時には積極的に学校や集団保育を休みましょう。家に隔離しておくのが一番安全です。 新型インフルエンザが原因と思われる死亡例や重症例が連日報告されています。基礎疾患の無い患者さんもいるので、どの様な方が重症化するのかわかりません。発熱から死亡までの経過が大変早く、タミフルもすでに投与されている方もおり、到底助けられないほどの急速な経過をたどる患者さんもいます。新型インフルエンザに罹った方の1〜2万人に一人が重症化し死亡しているようですが、あなたや家族がその一人になるかもしれないということを忘れないでください。 今流行しているのはほとんど新型インフルエンザAH1N1/2009と考えられていますが本来インフルエンザは1〜2月の寒冷期に流行する病気です。来年の1〜2月の季節性インフルエンザは大流行するのでしょうか?そのころ新型インフルエンザはもう終息しているのでしょうか?両方が同時に流行期に入ってしまったら・・・心配です。 予防できることから実践してください。予防接種(季節性と新型)と生活習慣(マスク、手洗い、うがい)と・・・ うつりそうな人混みに行かないこと! |
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| 2009年 | 9月22日 | ||
| <シリーズ>インフルエンザーその3 | |||
| この秋冬のインフルエンザワクチンはどうなるの? |
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| どうしよう? |
かつてインフルエンザワクチンは学校などで集団接種されていましたが、効果が不確実?ということで中止されました。しかしその後のインフルエンザの流行からその効果が見直され積極的に投与されるようになりました。 予防接種についてはいろいろなご意見、お考えがおありでしょうが、 @ ワクチンによるインフルエンザの感染予防効果は7割くらいか。 A 副作用が皆無ではない。 B 日本では基本的に有料である。 C 今シーズンはワクチンの供給量が十分でないと思われる。 このようなメリットやデメリットを考慮して、自分や家族はどうするか?各自よく考えてください。 今シーズンは季節性インフルエンザと新型インフルエンザ両方のワクチンを作らねばならないので、季節性インフルエンザの供給量は不足します。新型インフルエンザのワクチンに至っては、供給量が足りなくて”優先順位”なんぞ付けている始末ではありませんか!”慢性疾患を持っている人”が優先とかひとくちに言っても疾患の重症度はまちまちですから、いったいどうやって線引きするのでしょうか? また季節性と新型と両方のワクチンを受ける必要があるので、小さいこどもでは各2回ずつ、4回打たねばなりません。 イヤダ ”インフルエンザ危機”はもう目の前に存在しているのです。一番良い回避方法は隔離です。家に閉じこもって外に出ないこと。でもインフルエンザの流行期に何週間も何ヶ月も社会生活を止めてしまう訳にはいきませんよね。 本来インフルエンザは寒い季節に大流行する病気なのです。自分と家族はどうするか、暇なときに少し考えておきましょう。 |
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| おおあわて! |
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| よく考えてね |
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| 2009年 | 9月16日 | ||
| <シリーズ>インフルエンザーその2 | |||
| 診断用の迅速キットが無い! ご安心ください。 |
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コワイゾ〜 |
この10数年、溶連菌をはじめ様々な診断用迅速検査キットが開発されています。インフルエンザは喉を見ただけではいわゆる風邪との区別はつきませんが、迅速検査キットを使えば15分でかなり高率に診断することができます。タミフルやリレンザを投与して治療するかどうかの判断にも、また地域流行性を把握するためにもとても有用です。今回の新型インフルエンザは(A/H1N1)と表記されますが、季節性インフルエンザのいわゆるA型と同類であるため、キットの検査でA型として反応します。 しかし、検査というものは適切に行わなければ正しい結果は得られません。インフルエンザの迅速検査を行う上でのポイントは以下のとおりです。 1)38度以上の発熱があってから、6時間以上経っていますか? 2)検体の鼻汁を採取するとき、思いっきり鼻腔の奥まで綿棒を入れて採っていま すか? 3)検査室と検査キットの温度・・・20度以上あればよい? 私は2004年からエスプラインというキット製品を使っていますが、正しく使用すれば安定した結果が得られて気に入っています。 私は ところが、この季節はずれの流行のおかげで検査キットが不足しています。当院では現在品切れで、入荷の予定もわかりません。 困ったぞ〜 インフルエンザの流行期に家族が発熱すると、あわてるお気持ちはわかりますが、1)の条件をクリアしていないと医療機関に飛んでいっても労力と診断キットの無駄になりますよ。落ち着いて患者さんの様子を観察して、医療機関を受診したほうがいいかどうか良く考えて行動してください。 医療機関は病原体のるつぼ! 〜まだ早いか〜 |
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| 2009年 | 9月11日 | ||
| <シリーズ>インフルエンザーその1 | |||
| 新型インフルエンザがやってきた! |
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| 夏にインフルエンザなんて驚きますね。でも遂にこの川越近辺でも患者さんが発生し、学級閉鎖の学校もでています。 こんなに衛生状態も栄養状態も良い日本でも、病気を起こしてくる病原体、すなわち細菌やウイルスは数限りなく私たちの周りに存在し、それらとの戦いに勝つことによって私たちは生き延びているのです。 病原体に勝つためには体力と免疫力が必要です。心身の体力が充実しているときは病原体に接触しても病気になりにくいので、心身の健康を常に心がけましょう。 また病気に勝つために不可欠なのは免疫力です。今回新しい性格のインフルエンザウイルスが現れたので、このウイルスと出会ったことの無い人間はこのウイルスに対する免疫は持っていません。(1976年にアメリカで豚インフルエンザの流行がありました。このウイルスと今回のウイルスとの間にどのくらい免疫の共通性があるかは?です。) 免疫力を持たずに病原体と戦うのは武器を持たずに戦争をするようなものですから、人によっては厳しい戦いになります。有効なワクチンによって免疫をつけておけばウイルスに感染しても発症しないか軽い症状で済みます。ワクチンが有効であればね。有効であることに期待しよう。 でも一番大事なことは、ウイルスと接触しないこと。ウイルスがいそうな所には行かないでね。人混み、人が集まるサークル、公共交通機関など。最も危ないのは病院ですからくれぐれも不用意に行かないように。 |
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